お部屋に入りまして

想像を絶したホテルで、私も妹も呆然とした。ヨーロッパの金持ちの本邸みたいな、いや寧ろお城みたいな。そんな外観だった。

ここがラ・スイート。

やっぱネットから見るのと、実際に目で見てみるのとでは全然違うな...。

「お金持ってる?大丈夫?」

妹は今更ながら、高級ホテルに泊まるという実感が湧いたらしく、人の財布を心配してきた。おごれといったのは何処の誰だ。

一応ラ・スイートに宿泊する分のお金はあるからそのへんは大丈夫。っていうかカードだから後で引き落とされるし。

案内された部屋は一番ランクが低い部屋だったけれど、それでもビジネスホテルなんかと比べ物にならない部屋だった。机とソファがある。テラスがある。お風呂とトイレが別になっている。何より広い。私のマンションより広いんじゃないかこれ...。

改めてラ・スイートの高級さを知った。そして何より。

テラスの向こうには神戸の海が見える。もうすっかり日が落ちているので、海は真っ暗になっているが、神戸の夜景の光が海を照らしていて、何だかカラフルな感じになっていた。

妹とテラスでぼんやり、海を眺めていた。夜の海もなかなかロマンがある。ここは5階だが、5階も絶景である。ルミナス神戸の船が海を泳いでいるのが見えた。あれもライトアップされている。

これは自慢できるわと、妹は安定に部屋の中をカメラに収める。確かに、こんな高級ホテルに泊まるってなかなかないから、しっかり形に残したほうがいい。

しかし今回のラ・スイートの宿泊プラン。2人で4万近くしたわけだが、十分元がとれているくらいの部屋と設備だ。満足。

ツꀀ